度とは物質の硬さの程度を表す尺度です。物質の硬さは別の物質と、こすりつけることによって、調べます。ダイヤモンドは最も硬い物質です。全ての物質にキズをつけることができます。硬さと強さは同じものと思われがちですが、全く異なったものなので注意してください。例えば、ダイヤモンドはハンマーでたたくと割れてしまいます。(よい子の皆さんへ:ママの指輪などで試してはいけません。怒られますよ。)硬いとは、ひっかいた相手にキズをつけるという意味であって、衝撃に対して強いという意味ではありません。割れにくさは靱性(じんせい)という別の指標で評価されています。
鉱物の硬度は、鉱物の種類を鑑定する際、重要な情報として利用されています。鉱物の硬度を表す方法として、最も一般的なのがモース硬度計です。鉱物同士をこすりつけて、硬度の大小を決めています。キズがついた方が硬度が小さい鉱物です。キズをつけた方が硬度の大きい鉱物です。下表の10種類の鉱物が硬度の基準として、モース硬度は決められています。モース硬度計の数値は、硬さのランクを表す数字です。トパーズの硬度は8であり、蛍石の硬度は4ですが、トパーズは蛍石の2倍の硬度であるという意味ではありません。間違わないようにしてください。
では、鉱物の硬度を比較するには、どうしたらよいのでしょう。ここでは、ビッカース硬度計(下表参照)を紹介しましょう。ビッカース硬度計は、ダイヤモンドの針を用いて、鉱物の表面を一定の力で押さえた時に出来るミゾの大きさから定められた硬度計です。よって、硬度の違いはミゾの大きさの違いとして計ることが出来ます。ビッカース硬度計によると、トパーズは蛍石の約8倍の硬度を持っていることが分かります。
ジェムケリー DICHA 株式会社ジェムケリー
トラックバックURL
http://www.dicha-sapporo.jp/gemcerey-mt/mt-tb.cgi/71